歌川広重切手とは?
歌川広重切手は、江戸時代の浮世絵師である歌川広重をデザインに採用した第二次文化人切手の第6集として発行されました。切手の額面は80円で、発行枚数は2,000万枚です。
歌川広重は江戸時代に活躍した浮世絵師です。広重は江戸時代後期、江戸の街に同心の子として生まれます。幼い頃から絵の才能に抜きん出、15歳の頃に浮世絵の大家であった歌川一門に師匠を得ます。
入門翌年には師匠より「広重」の名を与えられ、役者絵や美人画を手掛けます。その後、家業である同心の職と絵師の職を兼業しながら、優れた作品を生み出し続けました。
その後広重は、同心の職を義兄弟に譲り絵師の職に専念できるようになりました。これ以降生み出されたのが、かの有名な「東海道五十三次」です。
東海道五十三次をはじめとする広重の風景画は欧州にも紹介され、ジャポニズム呼ばれる一大ムーブメントを巻き起こしました。
特に広重の風景画の大胆な構図と独特の色使いは、印象派の巨匠であるゴッホに大きな影響を与え、模写作品が複数残されています。
広重の作品は、また、切手のデザインにもたびたび採用されています。有名なものでは、国際文通週間の「東海道五十三次切手」、プレミア切手としても名高い切手趣味週間の「月に雁切手」などがあります。
歌川広重切手の買取相場
歌川広重切手の買取相場は、額面と同程度となります。
歌川広重切手をはじめとする第二次文化人切手は、発行年が比較的最近かつ発行枚数も多いため、プレミア的な価値はありません。
バラ切手の場合の買取相場は、1枚85円〜100円、10枚綴のシートの場合900円前後となります。ただし、切手シートの形式のものは残存数が少ないため、美品であればさらなる高値も期待できます。
歌川広重切手の買取実績
歌川広重切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
歌川広重切手(バラ) | 85円 |
歌川広重切手(バラ) | 100円 |
歌川広重切手(シート) | 900円 |
また、歌川広重切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
歌川広重切手の買取におすすめの専門店
バイセル
歌川広重切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
歌川広重切手は、それ自体プレミア価値のある切手ではありません。しかし、他の文化人切手と一緒にコレクションした状態や保存状態の良いシートであれば、額面以上の価格も期待できます。
バイセルでは、切手の専門知識のある査定員が査定を行うので、個々の切手の価値だけでなく、切手コレクション全体の価値を正しく評価してもらえる可能性が高まります。
過去にも大量の切手を100万円を超える額で買い取ったこともあるほど高価買取に強みを持っているので、まずはお気軽に査定してみましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。