速水御舟切手とは?
速水御舟切手とは、大正から昭和にかけて活躍した日本画家である速水御舟をモチーフにした切手です。1994年に第二次文化人切手シリーズの中の1枚として発行されました。額面は80円で、合計2,200万枚が発行されました。
第一次文化人切手が1949年〜1952年にかけて発行されたあと、速水御舟切手が含まれる第二次文化人切手は、それから40年余りを経た1992年〜2004年にかけて発行されました。
速水御舟は、日本画の世界に西洋画のような微細な写術的技法を採り入れ、新しい可能性を見出そうとした画家です。
御舟は1894年東京に生を受けます。小学校に入学する頃から絵画に興味を持ち始めました。小学校卒業と同時に周囲の勧めにより、日本画家の松本楓湖主催の絵画塾に入門します。
入門後すぐに頭角を現し、横山大観や下村観山といった日本画の大家から評価を得るようになります。しかし御舟は、日本画の将来の旗手となることを期待されながら40歳の若さでこの世を去りました。
御舟の代表作には、舞い上がらる炎の中で蛾が舞い踊る様子を描いた『炎舞』が挙げられます。『炎舞』は御舟自身と同じく、近代美術シリーズの切手のデザインにも採用されています。
速水御舟切手の買取相場
速水御舟切手の買取価格は、額面通りの80円前後が相場となっています。
速水御舟は発行枚数が多く発行年も新しいため、美品が多く現存しており、残念ながらプレミア的な価値はありません。
ただし10枚綴りの切手シートの場合、未使用の美品であれば買取相場は850円〜1,200円程度になります。
速水御舟切手の買取実績
速水御舟切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
速水御舟切手(バラ) | 50円 |
速水御舟切手(バラ) | 85円 |
速水御舟切手(シート) | 850円 |
速水御舟切手(シート) | 1,200円 |
また、速水御舟切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
速水御舟切手の買取におすすめの専門店
バイセル
速水御舟切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。速水御舟切手は、単片(1枚だけ)であれば、買取価格が決して高くない切手です。
しかし、切手シートの形式や文化人切手のコレクションの中の1枚として見た場合、買取価格は額面以上に伸びる可能性があります。
バイセルは査定を行う際、コレクションされた切手をそのままの状態で査定してくれます。そのため切手単片としての価値だけでなく、コレクションとしての価値を評価してもらえる可能性もあります。
単片では高値が期待しにくい速水御舟切手であっても、他の切手との抱合せで高値買取も期待することができるので、高値で売りたいと考えている方にはおすすめの専門店です。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。