森鴎外切手とは?
森鴎外は明治・大正時代に活躍した小説家であり、陸軍軍医でもありました。代表作として「舞姫」「雁」「ヰタ・セクスアリス」などがあり、日本の近代文学の発展に大きく貢献しました。森鴎外は切手の図案にもなっており、森鴎外の肖像をあしらった切手は「森鴎外切手」と呼ばれています。
森鴎外切手は「文化人切手シリーズ」の10回目として1951年(昭和26年)7月に発行され、単色印刷された切手には森鴎外の横顔が描かれています。森鴎外切手の額面は8円で、発行枚数は1,000万枚です。
文化人切手シリーズは「第一次」と「第二次」があり、森鴎外切手は「第一次文化人切手シリーズ」に該当します。第一次文化人切手シリーズは1949年(昭和24年)~1952年(昭和27年)にかけて全18種類発行され、終戦直後の古い切手であるため、現在はプレミアム価値のある特殊切手として取引されています。
森鴎外切手は第一次文化人切手シリーズの中では価値が高く、シリーズの他の切手と比べると高値買取が可能です。第一次文化人切手シリーズの中で最も価値が高いのは西周切手であり、野口英世切手(第2版)がこれに続きます。次に価値が高いのは森鴎外切手と正岡子規切手、菱田春草切手となります。
また文化人切手シリーズの全18種類の切手が全て揃っているとプラスアルファの上乗せがされる場合があり、買取価格は大幅にアップします。
森鴎外切手の買取相場
森鴎外切手の買取相場はバラ切手で40円~1,000円程度、シート切手で5,000円~22,000円程度になります。
森鴎外切手は70年近く昔の古い切手であるため、単片のバラ切手でも価値があります。バラ切手は状態によって買取価格が大きく変わり、美品だと600円~1,000円程度の値が付く可能性がありますが、状態が悪いと100円以下になることがあります。いずれにしても、額面金額を上回る買取価格になるのはほぼ確実です。
シート切手は特に残存数が少ないため、かなりの高値が付く可能性があります。並品でも5,000円、極美品だと20,000円を超える値が付くことがあります。
森鴎外切手は切手の状態によって買取価格が大きく変わるため、切手の本当の価値を見抜くことができる査定士が在籍している切手買取専門店で査定を受けることをおすすめします。
森鴎外切手の買取実績
森鴎外切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
森鴎外切手(額面8円)バラ切手 | 600円 |
森鴎外切手(額面8円)シート切手 | 10,000円 |
また、森鴎外切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
森鴎外切手の買取におすすめの専門店
バイセル
森鴎外切手のバラ切手は、切手の状態によって買取価格が大きく変わってきますので、丁寧な査定してくれる切手買取専門店で査定を受けることが大切です。
金券ショップなどでも切手の買取はしてもらえますが、切手の価値や状態をあまり見ずに額面通りの査定額を提示されてしまいます。
一方でバイセルでは、1点1点の切手を丁寧に査定してくれ、極美品であると判断した時には、価値に見合った値を付けてくれます。また、バイセルの査定士は切手に深く精通しており、プレミアム価値を上乗せした価格を提示してくれますので、高値での査定が期待できます。
特に希少性が高い森鴎外切手のシート切手だと、バイセルなら10,000円以上の値が付く可能性が高く、第一次文化人切手シリーズの全18種類の切手が揃っていると、かなりの高値が付く場合があるのでおすすめです。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。