川端康成切手とは?
川端康成は明治32年(1899年)大阪府に生まれ、大正~昭和にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家です。
代表作は「伊豆の踊子」「雪国」「古都」などで、昭和43年(1968年)にノーベル文学賞を受賞し、日本の伝統美を美しい日本語で表現している川端康成の文学作品は、日本だけでなく世界的にも高い評価を受けています。
川端康成は切手の図案にもなっており、「川端康成切手」は生誕100年を記念して平成11年(1999年)11月4日(木)に発行されています。発行枚数は1,800万枚、シート構成は10枚(縦5枚・横2枚)になっています。
平成4年(1992年)~平成16年(2004年)にかけて発行され、31種類の文化人の特殊切手で構成されている切手シリーズを「第二次文化人切手シリーズ」といいますが、川端康成切手もこのひとつで、「平成12年文化人切手」として葛飾北斎切手、上村松園切手とともに発行されました。
川端康成切手には、川端康成の肖像写真と代表作「伊豆の踊子」の原稿の写真が印刷されており、版式刷色はグラビア4色・凹版1色となっています。川端康成の肖像写真は写真家の柿沼和夫氏が撮影したものを使用し、原画は大蔵省印刷局工芸官補(当時)の山本英男氏が構成しました。
なお、平成12年(2000年)に発行された「20世紀デザイン切手」シリーズの中で、ノーベル文学賞受賞者として川端康成の肖像が描かれている切手が発行されていますが、一般的に川端康成切手と呼ばれているのは、「平成12年文化人切手」の方です。
川端康成切手の買取相場
川端康成切手はほぼ額面金額での買取になり、バラ切手で80円前後、シート切手で900円前後が相場になります。この金額での買取は未使用・美品であることが条件であり、使用済みの切手や状態が悪い切手だと、この金額での買取は難しいです。
川端康成切手は、平成11年(1999年)に発行された比較的新しい特殊切手であるため、希少性が乏しく、プレミア価値がほとんどないことが額面での買取になる理由です。
川端康成切手だけでは高値での買取はあまり期待できませんが、第二次文化人切手シリーズの全31種類が揃っていると、買取業者によっては買取価格の上乗せが期待できます。
なお、川端康成切手を金券ショップに持ち込んだ場合、額面80円の普通切手としての扱いを受け、換金率80%程度での買取になります。川端康成切手を少しでも高値で買い取ってもらうには、金券ショップではなく、切手買取専門店に買取を依頼することをおすすめします。
川端康成切手の買取実績
川端康成切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
川端康成切手(額面80円)バラ切手 | 80円 |
川端康成切手(額面80円)シート切手 | 900円 |
また、川端康成切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
川端康成切手の買取におすすめの専門店
バイセル
特殊切手の川端康成切手は金券ショップではなく、切手買取専門店に買取を依頼する方がお得ですが、切手買取専門店の中ではバイセルをおすすめします。
川端康成切手は「第二次文化人切手シリーズ」の中の1枚ですが、リサイクルショップや金券ショップではそのような切手の価値を無視した額面買取をされてしまいます。
バイセルでは、川端康成切手を含む「第二次文化人切手シリーズ」が全て揃っていると高値での査定が期待でき、査定する切手の枚数が増えるほど高値が付く傾向があります。実際にバイセルでは大量のコレクション整理に伴う切手の買取で、320,000円の買取実績があります。
大切な切手を高価で売りたいと考えている方は、ぜひバイセルを利用することをおすすめします。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。