菱田春草切手とは?
菱田春草(ひしだ しゅんそう)は明治時代に活躍した日本画家で、岡倉天心らとともに日本美術院の創設に参加し、日本画の革新に大きく貢献しました。
戦争の哀しみを描いた「寡婦と孤児」や、近代日本画の屈指の名作といわれる「落葉」「黒き猫」などが代表作で、「落葉」と「黒き猫」は重要文化財に指定されています。
菱田春草切手は、菱田春草の肖像が描かれた特殊切手であり、1951年(昭和26年)9月21日に額面8円で発行されました。発行枚数は1,000万枚で、発行されてから70年近く経過しているため、プレミアム価値のある特殊切手として取引されています。
菱田春草切手は「第一次文化人切手シリーズ」の中の1枚であり、第一次文化人切手シリーズは1949年(昭和24年)から1952年(昭和27年)にかけて全18種類の切手が発行されました。
菱田春草切手の他に、野口英世切手や西周切手、森鴎外切手などが発行され、第一次文化人切手シリーズは切手コレクターの間では高い人気を誇っています。
菱田春草切手の買取相場
菱田春草切手の買取相場は、バラで20~700円、シートで4,000円~18,000円となっています。菱田春草切手は発行されてから70年近く経過しているためプレミア価値があり、切手買取専門店だと額面を大きく超える金額での買取が可能です。
菱田春草切手はバラの残存数が多いですが、状態の良いものは少ないです。そのため、バラでも美品のものは最大で700円程度の値段が付くことがあります。
菱田春草切手のシートの残存数は多くなく、状態の良いシートは希少性が高いです。よって、状態の良いシート切手だと、10,000円以上の買取価格が見込めます。
第一次文化人切手シリーズは全18種類の切手が発行されましたが、菱田春草切手は第一次文化人切手シリーズの中では買取における価値は高いです。
菱田春草切手の買取実績
菱田春草切手の過去の買取実績一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
菱田春草切手 バラ | 300円 |
菱田春草切手 シート | 3,100円 |
また、菱田春草切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
菱田春草切手の買取におすすめの専門店
バイセル
菱田春草切手の額面は8円ですが、プレミアム価値のある特殊切手ですので、切手買取専門店に持ち込むのが賢明です。金券ショップやリサイクルショップだと、プレミアム価値のある特殊切手でも額面ベースでの買取になるため、高値での買取は全く期待できません。
菱田春草切手のようなプレミアム価値のある特殊切手は、切手買取専門店に持ち込むのが賢明ですが、菱田春草切手は切手の状態によって買取価格が大きく変わってきますので、切手の専門知識を有する優秀な査定士が在籍している買取専門店を選ぶことが大切です。
バイセルには菱田春草切手のようなプレミア価値のある特殊切手に深く精通している査定士が在籍しており、ひとつひとつの切手を入念にチェックのうえ、プレミアム価値を反映させた丁寧な査定を行っています。
また、バイセルは第一次文化人切手シリーズなどのシリーズ物の切手買取にも定評があり、第一次文化人切手シリーズの全ての切手が揃っている場合は、かなりの高値が付く可能性が高いです。菱田春草切手を少しでも高値で売りたいと考えている方は、バイセルを利用してみましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。