使用済み切手とは?
使用済み切手とは、郵送される際に押される消印がついた切手のことを指します。逆に言えば、封筒や台紙に貼り付けてしまった切手であっても、消印が押されていなければ未使用切手として扱われます。
そのため、きれいに剥がすことができれば、未使用品として買取に出すことも可能です。ただし、剥がした切手は裏面の糊が失われてしまうため、貼り付け前の切手と比較するとやや価値は下がってしまいます。
使用済み切手の場合、押されている消印の種類や押し方が価値を大きく左右します。
使用済み切手は買い取ってもらえる?
消印が押された切手は、金券としての価値はなくなってしまうため、金券ショップなどでは買取対象とはなりません。
しかしコレクター向けの買取店では、使用済みの切手であっても買取を行っています。コレクターズアイテムとして価値がある古いプレミア切手の場合、未使用品がほとんど存在しないこともあり、使用済み切手であっても高値で買い取ってくれるケースがあります。
また切手コレクターの中には消印がついた切手を好んで集めている方もいるため、押されている消印の種類や押し方によっては未使用の切手よりも高値がつくこともあります。
使用済み切手の中でも価値が高いのは?
中国切手
使用済み切手の中でも価値が高いものとして代表的なものに、中国切手があります。中国切手の中でも特に高額買取が期待できる切手としては、赤猿切手やオオパンダ切手などの文化大革命の時代に発行された切手(文革切手)があります。
中国切手が使用済みでも高値で取引されているのは、文化大革命の時代は中国で切手の輸出が禁止されており、希少価値が高くなっているためです。
中国切手についてさらに詳しく知りたい方は、「中国切手の買取価格の相場一覧と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
人気のある消印が押された切手
また、人気のある消印が押された切手も高値での買取が期待できます。人気のある消印には以下のようなものがあります。
特印
切手趣味週間やふみの日などの記念日に特別に押される大型の消印です。
小型印
特印を使わない記念行事の際に用いられる小型の特別な消印です。
風景印
旅の記念用にその土地の風景などがデザインされた消印です。
初日印
切手の発行日の日付が入った消印です。アルファベットの略語でFDCと呼ぶこともあります。日付がはっきりと読み取れるほど価値が高くなります。
満月印
消印が切手の真ん中に収まっている状態で押された消印のことです。
使用済み切手の買取におすすめの専門店
バイセル
使用済み切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
使用済み切手の場合、切手そのものの価値に加え消印の状態も価値を左右するため、より専門的な知識に基づく査定が必要になってきます。担当が消印についての知識のある査定士でなかった場合、不当に低い買取価格で買い取られてしまう可能性があります。。
バイセルでは、消印についての知識も兼ね備えた切手査定のプロの査定士を全国に配置しているので、専門知識に裏打ちされた正確な査定を受けることができます。また使用済み切手の買取実績も豊富に有しているため、安心して利用できる専門です。
価値のわからない使用済み切手であっても1枚から査定に応じてくれるので、気軽に依頼してみるとよいでしょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。