初日カバー(FDC)切手とは
初日カバー(FDC)切手とは、切手の発行日当日の消印が押された切手のことです。
切手の収集が趣味として広まる1960年代以前は、初日カバー切手は、切手の発行日当日に、購入者が手紙を出した際に偶然生まれるものでした。実用目的で押された消印がついた初日カバー切手は、初日実逓カバーと呼ばれます。
1960年代以降、切手のコレクションブームが到来すると、記念切手などの特別な切手の発売に合わせ、初日限定の特別な消印や封筒が用意されるようになります。初日カバーのために用意された封筒に切手を貼り、限定の消印を押したものは「カシェ」と呼ばれます。
対して、イラストの無い無地の封筒に切手を貼り、初日限定の消印を押したものを「白封」と呼びます。コレクターの間にはあえて白封の初日カバー切手を作り、自分でイラストなどを書き加える人もいます。
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初日カバー(FDC)切手は価値が高い?
初日カバー切手は、総じて未使用の切手や初日カバー以外の使用済み切手と比較して価値が高くなります。切手コレクターの間では初日カバー切手だけにこだわってコレクションを行う人もいるほどです。
特に、記念の消印やカシェが登場するまでの期間に発行された、年代の古い切手の初日実逓カバーは、偶然の産物であるため特に希少価値が高く、コレクターの間で高価な値がつけられます。
元の切手の買取相場が数百円から数千円程度であったとしても初日カバーになると、数万円規模まで買取価格が跳ね上がることも珍しくありません。
記念品としての初日カバー切手が広まった後でも、未使用切手と比較すると初日カバー切手の買取価格は総じて高額になります。切手の状態にもよりますが、初日カバー切手の場合、未使用切手と比較して2,000円から10,000円程度買取価格の上乗せが期待できます。
また、カシェの中では、有名画家による作品のカシェは高い価値を有します。特に、版画家の川瀬巴水が製作したカシェは美術品としての価値が高く、現在でも高値で取引されています。
初日カバー(FDC)切手の買取相場
初日カバー切手の買取相場はおよそ下記の通りです。種類によっては、初日カバー切手の価格が未使用バラ切手の20倍以上になるものも存在しています。
種類 | 料金 |
---|---|
うなぎ15円切手 | 未使用品バラ切手:1,500円 初日カバー切手:4,000円 |
愛国記念切手 | 未使用品バラ切手:200円 初日カバー切手:4,000円 |
見返り美人切手 | 未使用品バラ切手:3,000円 初日カバー切手:5,000円 |
月に雁切手 | 未使用品バラ切手:7,000円 初日カバー切手:14,500円 |
第5回国体記念 | 未使用品バラ切手:3,600円 初日実逓カバー切手:27,000円 |
初日カバー(FDC)切手の買取におすすめの専門店は?
バイセル
初日カバー切手の買取におすすめの専門店が、高価買取が期待できるバイセルです。
初日カバー切手は、未使用バラ切手や通常の使用済み切手と比較すると買取価格が高く、ものによっては数十倍の価値になることがあります。
しかし、切手の知識が十分にない店舗や金券ショップに査定を出した場合、初日カバー切手の価値が考慮されず、単なる額面ベースの査定になってしまう可能性があります。
一方でバイセルの切手買取は、切手の知識が十分にあるプロの査定士が、初日カバー切手の価値を見抜き、適正価格で買取してくれます。
バイセルは査定料なども一切無料となっているため、初日カバー切手を高く売りたい人は、バイセルに気軽に問い合わせしてみることをおすすめします。
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