しめ飾り切手とは?
しめ飾り切手は、昭和13年用の年賀切手として昭和12年12月15日に発行されました。額面は2銭で約3億枚発行され、赤色の背景の中央にお正月のしめ飾りが描かれていることから、コレクターの間では「しめ飾り切手」や「しめ縄」と呼ばれています。
しめ飾り切手は約3億枚発行されましたが、戦時色が濃くなってきたため、国民の間では年賀状を出すことを控える風潮が拡がり、半分以上が売れ残ったと言われています。
戦前のことですので正確な統計データなどは残っておらず、3億枚のうち実際に何枚売れたのかは不明です。この切手の発行を最後に年賀切手の発行は中止になったため、しめ飾り切手は戦前に発行された最後の年賀切手になります。
戦前に発行された年賀切手は、昭和11年用年賀の「富士山」と昭和12年用年賀の「二見ヶ浦(夫婦岩)」、そして昭和13年用年賀の「しめ飾り」の3枚だけで、次に発行されるのは昭和24年用年賀の「羽根つき」です。
戦前の年賀切手の中では昭和11年用年賀の「富士山」の価値が最も高く、「しめ飾り」は3億枚も発行されたため、レア度はそれ程高くはありませんが、状態の良いものは少ないため、美品のシートなどは高値で取引されています。
しめ飾り切手の買取相場
しめ飾り切手のバラの買取相場は、並品だと400円前後で使用済みだと100円程度、美品だと1,000円以上の値段がつくことがあります。戦前の年賀切手の中では、買取価格は昭和11年用年賀の富士山よりやや低く、二見ヶ浦よりもやや高いという感じです。
しめ飾り切手のシートは流通量が非常に少ないため、相場はいくらになるのかはわかりません。100面シートだと20万円以上で販売されていることもありますので、買取価格は少なくても数万円程度は見込めます。
もし、しめ飾り切手のシートをお持ちであれば、専門家による査定を受けられることをおすすめします。
しめ飾り切手の買取実績
しめ飾り切手の過去の買取実績の一例は、以下の通りです。
切手 | 価格 |
---|---|
しめ飾り切手(バラ) | 400円 |
しめ飾り切手(バラ美品) | 1,000円 |
また、しめ飾り切手以外の年賀切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「年賀切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
しめ飾り切手の買取におすすめの専門店
バイセル
しめ飾り切手のシートは流通量が非常に少なく、もし、状態の良いしめ飾り切手のシートをお持ちであれば、数万円程度の価値がつくことがあります。
しかし、金券ショップなどにしめ飾り切手のシートを持ち込むと額面での買取になってしまいます。しめ飾り切手のシートをお持ちの方は、切手本来の価値まで考慮してくれる切手買取専門店で査定を受けられることをおすすめします。
バイセルには切手に深く精通している査定士が在籍しており、しめ飾り切手のシートを正確に査定し、高値での買取が大いに期待できます。他店よりも買取金額が安かったら全品返却も応じるほど高価買取に自信を持っているので、安心して任せることができます。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。