三春駒切手とは?
三春駒(みはるごま)切手は昭和29年用の年賀切手です。昭和28年12月25日に500万枚発行され、昭和29年1月20日に小型のお年玉切手シートが363.1万枚発行されました。
図柄は赤地を背景に福島県の郷土玩具の三春駒が描かれており、三春駒の絵が浮き出るような感じになっています。小型シートは額面5円×4枚で、4枚の切手が縦横2列の正方形に配置されています。
三春駒は江戸時代の頃に当地に生息していた野生の馬をイメージした木馬で、白駒と黒駒の2種類あります。黒駒は安産・子育てのお守り、白駒は老後安泰・長寿のお守りとされており、黒駒と白駒が2つ揃うと一生のお守りになると言われています。
昭和29年の干支は馬であったため、年賀切手の図柄に相応しいということで三春駒の図柄の採用が決まりました。日本の年賀切手に十二支の郷土玩具が採用されたのは三春駒切手が初めてで、これ以降、十二支の郷土玩具や民芸品が年賀切手の図柄に採用されるようになりました。
単色の年賀切手の発行は三春駒切手が最後になり、翌年の昭和30年発行の年賀切手「だるま」からはグラビア2色刷りになっています。
三春駒切手の買取相場
三春駒切手の単品(バラ)の買取相場は、使用済みの場合は100円程度、未使用の並品で200円程度、未使用の美品だと300円以上です。
小型シートの買取相場は1,000円~2,500円で、シートにシワがあっても1,000円以上の買取価格が見込めます。ただし、傷みが目立つ場合は1,000円を切ることがあります。
小型シートは美品でも2,500円が限界で、3,000円以上の値が付くのは難しいです。
また、三春駒切手以外のお年玉切手シートの買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「お年玉切手シートの買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
三春駒切手の買取実績
三春駒切手の過去の買取実績の一例は、以下の通りです。
切手 | 価格 |
---|---|
三春駒切手(バラ美品) | 300円 |
三春駒切手(バラ並品) | 200円 |
三春駒切手(使用済み) | 120円 |
三春駒切手(小型シート美品) | 2,500円 |
また、三春駒切手以外の年賀切手の買取実績についてさらに詳しく知りたい方は「年賀切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
三春駒切手の買取におすすめの専門店
バイセル
三春駒切手の額面は5円ですが、額面以上での買取になるため、プレミア切手の価値を適正に判断できる切手買取専門店で買い取ってもらうことが必要です。
バイセルはプレミア切手の価値を適正に査定できるので、相場よりも安値で買い叩かれる心配がありません。また、バイセルは大量のプレミア切手の買取に実績があり、大量で運び出しが困難だった切手コレクションに720,000円の値が付いたことがあります。
三春駒切手の他にプレミア切手のコレクションが大量にある場合は、バイセルの出張買取を利用すると高値での買取が期待できます。査定は無料なので、お気軽に査定に出してみましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。