羽根つき切手とは?
羽根つき切手は昭和24年用の年賀切手で、昭和23年12月13日に発行されました。年賀切手は戦前も発行されていましたが、戦争が激しくなってきたため、昭和13年用年賀の「しめ飾り」を最後に発行が一時中止されました。
羽根つき切手はその10年後に、戦後初となる年賀切手として発行されました。戦争が終わって平和になったことを象徴するように、おかっぱ頭の小さな女の子が楽しそうに羽根つきをする姿が描かれています。
原画を作成したのは、当時の郵政省でデザイナーを務めていた日置勝駿氏で、日置勝駿氏は昭和24年に発行された犬山こども博覧会記念切手の「こどもの笑顔」など、子どもの絵の作画が得意です。
羽根つき切手の発行枚数は750万枚で、戦前最後の年賀切手の「しめ飾り」の発行枚数は3億枚でしたので、発行枚数はかなり少ないです。
羽根つき切手が発行された昭和23年はまだ戦後の混乱が続いていたため、物資不足などの影響で発行枚数が少なかく、戦後の年賀切手の中では希少性があります。また、羽根つき切手は戦後初の年賀切手であるため、コレクターの間でも高い人気を誇ります。
羽根つき切手の買取相場
羽根つき切手のバラは並品で300円程度、美品で500円程度、使用済みだと100円程度が相場です。かなり状態が良い美品だともう少し高くなる可能性はありますが、買取価格が1,000円を超えることは少ないでしょう。
買取相場はそれ程高くはありませんが、全ての発行年度の年賀切手が揃っている場合、まとめて査定すると買取価格が高くなることがあります。
一方で羽根つき切手の50面シートの買取相場は5,000円~8,000円程度で、特に状態が良ければ10,000円程度になります。買取金額は、およそ6,000円~7,000円程度になることが多いです。
羽根つき切手の買取実績
羽根つき切手の過去の買取実績の一例は、以下の通りです。
切手 | 価格 |
---|---|
羽根つき切手(バラ並品) | 300円 |
羽根つき切手(バラ美品) | 500円 |
羽根つき切手(シート) | 6,500円 |
また、羽根つき切手以外の年賀切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「年賀切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
羽根つき切手の買取におすすめの専門店
バイセル
羽根つき切手を買取に出す場合は、バイセルを利用しましょう。羽根つき切手は、単体ではそれ程高い価格での買取は期待できませんが、各年度の年賀切手をまとめて査定を受けると買取価格がアップする可能性があります。
特に、戦前から平成時代までの年賀切手が全て揃っている場合は、買取価格がかなり高くなります。しかし、切手に詳しくない買取業者に出してしまうと、額面から判断されてしまうケースも多くあります。
バイセルの査定士は、切手1つ1つの価値を理解した上で査定してくれます。過去には、スタンプブックに細かく整理された大量の切手の買取価格が400,000円以上になった実績があり、年賀切手のコレクションも高値での買取が期待できます。
他店よりも査定額が一円でも安ければ返品にも応じてくれるので、羽根つき切手を含む大量の切手を売却するのであれば、バイセルで査定を受けることをおすすめします。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。