夫婦岩切手とは?
夫婦岩切手とは、昭和12年に発行された年賀切手です。切手には、菊の紋章とともに、三重県の二見ヶ浦にある夫婦岩の風景が描かれています。
夫婦岩は、近くにある二見興玉神社の鳥居としての役割を持つ岩です。夫婦岩は、かつては立石、根尻石という名で呼ばれていました。夫婦岩という名が定着した時期は定かにはなっていませんが、江戸時代にはすでに大注連縄を岩に張って祀られている姿が確認されています。
夫婦岩は、縁結びのパワースポットとして知られている場所ですが、岩の間から拝む日の出の風景がお正月の風情を感じさせるということで初日の出のモチーフとして使われることが多くあります。なお、実際は日の出の方角が異なるため、夫婦岩の間から日の出を拝めるのは、夏場になるようです。
年賀切手は、この前の年に富士山をモチーフとしたものが第一号として発行されました。この夫婦岩切手は、年賀切手の第二号ということになります。
しかし年賀切手は、夫婦岩切手が発行された翌年に発生した盧溝橋事件に端を発する虚礼廃止運動により、戦前は二度と発行されることがありませんでした。次に年賀切手が登場するのは、昭和24年を待たねばなりませんでした。
夫婦岩切手の買取相場
戦前に発行された最後の年賀切手である夫婦岩切手は、初代の富士山切手には及びませんが、高値で取引されます。
発行枚数こそ多いものの、発行から年月を経ているため美品が少なく、特に状態の良いものについては高値がつきやすい傾向にあります。
バラ切手の場合は、美品であれば1枚200円〜500円の値がつくことがあります。
シートの場合は、まとめ売りの効果で単片よりも大幅な単価アップも期待できます。状態が良いシートは1枚2万円を超える高値で買い取られることもあります。
夫婦岩切手の買取実績
夫婦岩切手の過去の買取実績の一例は、以下の通りです。
切手 | 価格 |
---|---|
夫婦岩切手(単片) | 200円 |
夫婦岩切手(単片) | 500円 |
夫婦岩切手(シート) | 25,000円 |
また、夫婦岩切手以外の年賀切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「年賀切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
夫婦岩切手の買取におすすめの専門店
バイセル
夫婦岩切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
夫婦岩切手は、切手の状態によって買取価格に大幅な開きがあります。珍しい切手ではないため、大量のコレクションに紛れ込んでいるとたとえ美品であっても一括査定され、安値で買い取られてしまうリスクがあります。
バイセルでは、切手を1枚ずつ確認して査定したうえ、買取を行っています。そのため、大量の切手の中の美品も見逃さず、適正な買取価格を算出してくれることが期待できます。
また年賀切手は、富士山切手をはじめ貴重な切手を多数買い取った実績を有しているため、安心して査定を依頼することができます。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。