エラー切手とは
エラー切手とは、製造工程でミスが生じ、元の切手と異なる状態で発行されてしまった切手のことです。エラー切手は、通常製造工程で確認されればそのまま廃棄されてしまいます。しかし中には、誰にも気づかれずにそのまま発行され、流通してしまうことがあるのです。
そのようなエラー切手は枚数が少ない上ユニークであるため、コレクターから高い人気を誇ります。エラー切手の中には、1枚数億円で取引されるような超プレミア切手も存在します。
エラー切手の種類
図面のエラー
印刷技術が発達しておらず、職人が手作業で製造していた時代の切手には、模様が正規品と微妙に異なっているものが存在します。
代表的なものは日本の竜文切手です。竜文切手は、職人が図版を手彫りして製造していたため、描かれた竜の模様に細かな差異が生じているものがあります。
目打ちのエラー
目打ちとは、切手をシートから切り離すための穴(切手の周りのギザギザした部分)のことです。
通常目打ちは切手の四辺についていますが、製造工程でのミスにより目打ちがついていなかったり、目打ちがずれてしまい元の数より多かったり、図面の真ん中についてしまったりするものが存在します。
用紙のエラー
切手を製造する際の印刷の用紙のセットミスなどにより正しくない形で印刷されてしまうことがあります。例えば、用紙の裏表が逆になっていたり、縦横が逆になっているために、図柄が逆さに印刷されてしまったり、切手の透かしの向きが異なっていたりします。
特に、用紙の向きを間違えて印刷した切手は「逆刷り切手」と呼ばれます。逆刷り切手の代表的なものはアメリカで発行された「逆さまジェニー」という切手です。この切手は現存数がすくないため、希少価値が高く1枚1億円相当の価値があります。
印刷のエラー
印刷時のミスにより切手の図面がずれてしまうことがあります。印刷ズレが生じた切手は「オフセンター」と呼ばれ、コレクターの中には好んで収集する方もいます。
エラー切手の買取相場
エラー切手の買取相場は、過去の実績からすると以下のようになっています。
切手 | 価格 |
---|---|
目打ちズレの5円切手 | 5,000円 |
目打ちズレの見返り美人 シート | 2万円 |
目打ちズレ、印刷ズレのオオイトカケガイ62円 | 4万円 |
印刷漏れの染井吉野 3枚セット | 10万円 |
エラー切手の買取におすすめの専門店
バイセル
エラー切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。エラー切手はその切手が持つ元々の価値に加え、エラーの種類や切手の状態など価値を総合的に判断する必要があります。
しかし切手の価値が理解できる査定士がいない金券ショップや質屋などの買取店では、エラーかどうかを度外視した額面通りの買取をされてしまい、エラーの価値を評価してくれません。
一方でバイセルは、1枚数万円のプレミア切手をはじめとした高級な切手について多数の買取実績を有しており、切手の買取に関する確かなノウハウを有しています。ブックにコレクションされた大量の切手であっても1枚ずつ状態を確認して価値を判断してくれるので、エラー切手であってもその価値を見逃さず高額での買取が期待できます。
バイセルの査定は無料で対応してもらえるので、気軽に利用しましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。