夏目漱石切手とは?
夏目漱石は明治から大正初期にかけて活躍した小説家で、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「こころ」などの作品で、日本の近代文学の礎を築きました。
夏目漱石は千円紙幣の肖像になったことがありますが、過去には切手の肖像になったこともあり、夏目漱石切手は1950年(昭和25年)4月10日に発行されました。
夏目漱石切手は、1949年(昭和24年)から1952年(昭和27年)にかけて発行された「文化人切手シリーズ」のひとつで、夏目漱石の他に、野口英世や西周、森鴎外、正岡子規などの切手も発行されました。
文化人切手シリーズは18種類ありますが、夏目漱石切手はそれほど価値は高くなく、文化人切手シリーズで最も価値が高いのは、現存枚数が少ない西周切手です。
夏目漱石切手の買取相場
夏目漱石切手の単片の買取相場は、並品で100円~200円程度、美品だと300円~500円程度になります。
夏目漱石切手は3,000万枚も発行されたため、夏目漱石切手の現存枚数は多く、希少性が乏しいことが高値が付かない理由です。文化人切手シリーズの中では、知名度が最も低く、発行枚数が1,000万枚の西周切手が、最も価値の高い切手になっています。
ただし、夏目漱石切手は切手シートの場合は残存数が少ないため、美品や極美品の切手シートだと、かなりの高値が付く可能性があります。なお、夏目漱石切手の切手シートの相場は、取引が非常に少ないのではっきりわかっていません。
夏目漱石切手の買取実績
夏目漱石切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
夏目漱石切手 バラ 美品 | 500円 |
18種類文化人切手シリーズ シート | 12,000円 |
夏目漱石切手は価値があまり高くないため、夏目漱石切手だけを単体で買取に出すケースは少なく、18種類の文化人切手シリーズをまとめて買取に出すケースが多いです。
夏目漱石切手を含む18種類の文化人切手シリーズを、まとめて買取に出した場合の買取実績は12,000円程度となっており、文化人切手シリーズをまとめて買取に出すと高値での買取が期待できます。
また、夏目漱石切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
夏目漱石切手の買取におすすめの専門店
バイセル
バイセルは切手1枚からの買取も可能ですが、大量の切手の買取に定評があります。切手をまとめて売った時には、1,212,000円という買取実績もあり、遺品整理などで大量の切手を処分する際にはバイセルがおすすめです。
夏目漱石切手は美品でも500円程度の値段しか付かないため、他の切手と一緒にまとめて売る方がお得です。夏目漱石切手を含む18種類の文化人切手シリーズをまとめて売る場合は、大量買取の実績が豊富なバイセルだと、高値での買取が期待できます。
1円でも他の買取行者の方が高値をつけた場合には返品にも応じているので、バイセルであれば高価買取してもらうことが期待できます。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。