長岡半太郎切手とは?
長岡半太郎切手とは、2000年に第二次文化人切手シリーズの一貫として発行された記念切手です。発行枚数は900万枚でバラ切手、10枚綴シートの形で発行されました。切手のデザインには、物理学者の長岡半太郎が文献を読む姿が描かれています。
長岡半太郎は、日本の物理学の発展に大きく寄与した物理学者です。代表的な業績としては、今なお原子を表すモデルとして利用される「土星型原子モデル(原子核の周辺を電子が周回しているモデル)」を考案したことです。
長岡は、1865年肥前国大村藩(現在の長崎県大村市)に生を受けます。県の藩校で学問を学んだ後上京し、東京帝国大学(現在の東京大学)に入学します。卒業後も大学に留まり研究を続け、先に述べた土星型原子モデル、長岡係数の発表など数々の功績を残します。
また、レントゲンによるX線の発見やアインシュタインの相対性理論などの世界的な発見を日本に紹介した人物としても知られています。
一般には、長岡はノーベル賞を受賞した湯川秀樹や朝永振一郎などの影に隠れてしまいがちな人物です。しかし後の日本物理学者の活躍は、長岡の活動があったからこそと言えます。長岡半太郎切手は、日本の学術会の原点を偲ぶことができる切手なのです。
長岡半太郎切手の買取相場
長岡半太郎切手のバラ切手の買取相場は、ほぼ額面どおりの80円となります。額面どおりの金額となってしまうのは、この切手の発行年が比較的新しいため流通量・美品の数共に多いことが理由です。
ただし、10枚綴の切手シートの状態であれば比較的価値が認められやすく、1シートあたり850円〜1,000円程度での買取も期待できます。
長岡半太郎切手の買取実績
長岡半太郎切手の過去の買取実績一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
長岡半太郎切手(バラ) | 80円 |
長岡半太郎切手(バラ) | 85円 |
長岡半太郎切手(10枚シート) | 870円 |
長岡半太郎切手(10枚シート) | 900円 |
また、長岡半太郎切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
長岡半太郎切手の買取におすすめの専門店
バイセル
長岡半太郎切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
長岡半太郎切手は、額面の何倍もの価値がつくようなプレミア切手ではありません。それでも、きちんとコレクションされて保管状態の良いものや、シートの状態のまま残されている場合には期待以上の買取価格がつくこともあります。
バイセルでは、同じ切手であっても1枚1枚の保管状態まで査定を行い、美品であればそれに見合った査定金額で買取を行っています。そのため、保存状態の良い長岡半太郎切手であれば、他店よりも高値で買取ってもらえることが期待できます。
他店よりも高額で買い取ってもらえたという口コミも多くあるので、高く売りたい方はバイセルがおすすめです。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。