正岡子規切手とは?
正岡子規切手は、文化人切手として二度発行されたユニークな切手です。
一度目は、1951年に第一次文化人切手として発行されました。この切手の額面は8円で1,000万枚が発行されました。1951年版には、結核で病床にあった険しい表情の子規の横顔が描かれています。
二度目は、2002年に没後100年を記念して第二次文化人切手の一環として発行されました。この切手の額面は80円で発行枚数は900万枚です。2002年版には、カラー刷りで子規の肖像と、絶筆となった俳句が描かれています。
正岡子規は、明治時代に活動した文筆家です。特に俳句、短歌の世界における功績が高く評価されています。
正岡子規は、1872年、現在の愛媛県松山市に生を受けます。愛媛で学問を積んだ後、帝国大学(現代の東京大学)へ進学し、同じく文豪として知られる夏目漱石らと交流します。
大学を中退した後新聞記者として活動しながら俳句と短歌の革新運動に取り組み、多くの作家に影響を与えます。しかし、日清戦争の従軍記者として渡航した際結核を患い、34歳の若さでこの世を去ります。
正岡子規切手は、子規が後の日本文学に与えた大きな影響を偲ぶことができる記念の品として、今も多くのコレクターの間で尊ばれています。
正岡子規切手の買取相場
正岡子規切手は、1951年版と2002年版で買取相場が大きく異なります。
1951年版の正岡子規切手は、発行年が比較的古いためプレミア価値がついています。買取相場は、未使用品で1枚あたり2,500円前後、20面シートの未使用品であれば、1シートあたり3万円前後の価格がつきます。
2002年版の正岡子規切手は、比較的最近の切手で美品が多く現存していることから、残念ながらプレミア価値はありません。買取相場はバラの状態で1枚80円前後、10面シートの状態で800円前後と、額面どおりの価格です。
正岡子規切手の買取実績
正岡子規切手の過去の買取実績一例は、下記のとおりです。
1951年版
切手 | 価格 |
---|---|
正岡子規切手(バラ) | 2,500円 |
正岡子規切手(バラ) | 2,800円 |
正岡子規切手(シート) | 30,000円 |
2002年版
切手 | 価格 |
---|---|
正岡子規切手(バラ) | 80円 |
正岡子規切手(シート) | 790円 |
また、正岡子規切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
正岡子規切手の買取におすすめの専門店
バイセル
正岡子規切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
正岡子規切手は、特に1951年版の場合、プレミア価値があり高値で取引されます。特に古い切手の場合、同じ切手であっても保存状態によって大きく買取価格が左右されます。
バイセルで切手の査定を行う際には、買取対象の切手の状態を1枚ずつ確認し査定を行います。そのため、切手コレクションの中に状態の良い正岡子規切手が眠っていれば、相場以上の価格で買取ってもらえる可能性もあります。
また、プレミア価値のつきにくい2002年版の正岡子規切手であっても、他の文化人切手と抱き合わせてコレクションされることで買取価格が上昇する場合もあります。
切手コレクションもまとめて査定してくれるので、他の切手と抱合せで額面以上の高値を狙うことも可能です。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。