狩野芳崖切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説！

狩野芳崖切手とは？

狩野芳崖切手とは、第一次文化人切手として発行された人物切手のひとつです。狩野芳崖切手は1951年に発行され、累計1,000万枚が発行されました。

 

デザインに描かれているのは、幕末から明治にかけて活躍した日本画家の狩野芳崖です。狩野芳崖は、江戸時代に狩野派の絵師の子息として生を受けました。幕末には幕府の御用絵師として活躍しました。

 

明治時代には、アメリカの美術史家であるフェノロサとの出会いを契機に西洋風の鮮やかな色彩を取り入れた「新・日本画」を完成させます。

 

狩野芳崖の代表作である悲母観音は、日本の水墨画や仏画の構図や技法を用いりながら、西洋風の色彩を採り入れた傑作としてその後の日本画の方向性に大きな影響を与えました。

 

狩野芳崖は、また、設立間近の東京美術学校（現東京藝術大学）の教官にも任命されていました。しかし、その開校を待つことなく亡くなってしまいます。

 

惜しまれながらこの世を去った狩野芳崖は、日本の絵画美術の近代化の旗手として活躍した文化人切手の額面を飾るにふさわしい人物なのです。

狩野芳崖切手の買取相場

狩野芳崖切手は、額面以上の価格での買取が期待できる切手です。

 

しかし買取相場は、バラ切手の場合50円〜200円程度です。これは狩野芳崖切手の発行枚数が比較的多いため、状態の良い切手が多数残存しているためです。

 

一方、20枚シートの状態になった狩野芳崖切手は残存数が少ないため、状態の良いものであればさらなる高値も期待できます。

狩野芳崖切手の買取実績

狩野芳崖切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。

 

切手	価格
狩野芳崖切手（バラ）	50円
狩野芳崖切手（バラ）	100円
狩野芳崖切手（20枚シート）	600円
狩野芳崖切手（20枚シート）	2,000円

 

また、狩野芳崖切手以外の文化人切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「文化人切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説！」の記事を参考にしてください。

狩野芳崖切手の買取におすすめの専門店

バイセル

狩野芳崖切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。

 

狩野芳崖切手は、バラの状態では驚くほどの高値が期待しにくい切手です。しかし、第一次文化人切手シリーズのコレクションの一部であるという性質上、コレクションが揃った状態や額縁に綺麗に保管された状態であれば付加価値が高まります。

 

バイセルは、切手の銘柄だけでなく1枚1枚の保管状況やコレクションの状態まで含めて査定を行うので、買取時に思わぬ高値を期待できる可能性もあります。少しでも高く買取してもらいたい方は、間違いなくバイセルがおすすめです。

バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説！」を参考にしていただければと思います。

 

また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング！口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説！」を参考にしていただければと思います。