米食いねずみ切手とは?
米食いねずみ切手は昭和35年用の年賀切手で、昭和34年(1959年)12月19日に額面5円で1,000万枚発行されました。発行当時の昭和35年の干支が「ねずみ」であったため、米食いねずみが図柄に採用されました。
米食いねずみとは金沢の郷土玩具で、ねずみがお米を食べるカラクリ人形のような玩具です。竹ひごがバネのように働いて、ねずみが動く仕掛けになっており、お米を食べるような仕草をします。
米食いねずみの発祥は、1830年代に当時の加賀藩の足軽小者の内職として作られたことが始まりで、現在でも金沢で作られています。そんな米食いねずみには「お金が殖える」という言い伝えがあり、縁起が良いことで年賀切手の図柄に採用されました。
ちなみに、郷土玩具が切手の図柄に採用されたのは昭和29年用年賀切手の「三春駒」からであり、それから現在に至るまで、いろいろな郷土玩具が切手の図柄に採用されています。
また米食いねずみ切手には、年賀切手(5円20枚シート)とお年玉くじ付き年賀はがきの景品の小型シートであるお年玉切手シート(5円4枚シート)の2種類のものが発行されており、現在の流通量は小型シートの方が多いです。
米食いねずみ切手の買取相場
昭和35年といえば今から約60年前になりますが、1,000万枚と大量に発行された年賀切手であるため、驚くほどの高値が付くことはありません。
バラの買取相場は30円~70円程度で、年賀小型シートは100円~1000円程度が相場です。
一方で米食いねずみ切手の年賀小型シートは大量に流通しているため、状態が悪いものは価値が低く、100円程度の値しか付かない場合があります。
そして20枚シートの買取相場は500円~1,000円程度となっており、状態がかなり良い美品でも1,000円を超えるのは難しいでしょう。
また、米食いねずみ切手以外のお年玉切手シートの買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「お年玉切手シートの買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
米食いねずみ切手の買取実績
米食いねずみ切手の過去の買取実績の一例は、以下の通りです。
切手 | 価格 |
---|---|
米食いねずみ切手(バラ並品) | 30円 |
米食いねずみ切手(バラ美品) | 50円 |
米食いねずみ切手(20枚シート美品) | 500円 |
米食いねずみ切手(小型シート美品) | 300円 |
また、米食いねずみ切手以外の年賀切手の買取実績についてさらに詳しく知りたい方は「年賀切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
米食いねずみ切手の買取におすすめの専門店
バイセル
米食いねずみ切手の小型シートは買取価格の幅が広く、状態が悪いと100円程度の値しか付きませんが、状態が良いものだと1,000円程度の値が付くことがあります。
ただし、米食いねずみ切手の小型シートの価値を正確に査定するには豊富な経験が必要であり、切手に精通している査定士が在籍している切手買取専門店で査定を受けることが必要です。
出張買取で顧客満足度1位のバイセルには、切手に精通している査定士が多く在籍しており、米食いねずみ切手の小型シートの価値を正確に見抜くことが可能です。
また米食いねずみ切手の小型シートを含む年賀切手が大量にある場合でも、バイセルであれば高額査定が期待できるので、他の買取店よりも高く買い取ってもらいたいという方はバイセルの利用をおすすめします。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。