平和条約調印記念切手とは?
平和条約調印記念切手とは、1951年のサンフランシスコ平和条約の調印を記念して発行された記念切手の1種です。平和条約調印記念切手は、2円、8円、24円の三種の額面で発行されました。
それぞれの額面の切手にデザインされているのは、2円切手は黄色の菊の花、8円切手はカラーの日本国旗、24円切手は青色の菊の花になります。
サンフランシスコ平和条約についてはその後もたびたび切手のデザインとして取り上げられます。1996年発行の戦後50年の記念切手には、当時の吉田首相が調印する様子が、2001年の条約調印50周年の記念切手には、会場となったオペラハウスと秋草がそれぞれデザインされています。
平和条約調印記念切手の買取相場
平和条約調印記念切手は額面以上の買取価格が期待できる記念切手です。一般的な買取相場は額面の種類によって80~1,500円程度であり、中でも24円切手は発行枚数が少ないため希少価値が高く、高値が付きやすくなっています。
またバラ売りの場合よりも、3種の切手が揃った状態や20面シートの方が買取価格が高くなる傾向にあります。
平和条約調印記念切手の買取相場一覧
2円
項目 | 内容 |
---|---|
発行年度 | 1951年9月9日 |
発行枚数 | 500万枚 |
買取価格の目安 | 80円〜120円、FDCは1,000~1,500円 |
その他備考 | 2円切手は発行枚数が500万枚比較的多く希少価値がそれほど高くないため、買取相場は80円〜120円程度です。ただし、FDC(発行初日の消印がついた切手)の場合や20面シートの場合、状態が良ければ高値も期待できます。 |
8円
項目 | 内容 |
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発行年度 | 1951年9月9日 |
発行枚数 | 500万枚 |
買取価格の目安 | 200円〜500円、FDCは1,000~1,500円 |
その他備考 | 8円切手の場合にも2円切手と同じく発行枚数は500万枚です。そのため、買取価格もそれほどの高値は期待できません。こちらも2円切手と同じくFDCの場合や20面シートの場合、買取価格は高くなります。 |
24円
項目 | 内容 |
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発行年度 | 1951年9月9日 |
発行枚数 | 100万枚 |
買取価格の目安 | 800円〜1500円、FDCは1,000~1,500円 |
その他備考 | 24円切手は発行枚数が100万部と他のものより少ないため希少価値が高く、高値で取引されています。単品での買取の場合にも1,500円程度で取引された実績もあるようです。 |
平和条約調印記念切手の買取実績
平和条約調印記念切手の過去の買取実績の一例は、以下のとおりです。
切手 | 価格 |
---|---|
2円切手 | 100円 |
8円切手 | 200円 |
24円切手 | 1,000円 |
24円切手の20面シート | 30,000円 |
また、平和条約調印記念切手以外の記念切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「記念切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
平和条約調印記念切手の買取におすすめの専門店
バイセル
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平和条約調印記念切手は額面によって買取相場が異なるため、切手についての専門知識のあるスタッフの査定が欠かせません。切手の知識がない査定士に依頼すると、額面通りの価値しかつかない可能性があります。
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バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。