伊勢切手とは?
伊勢切手とは、1960年に発行された特殊切手の1つです。1947年(昭和22年)に当時の逓信省(のちの郵政省、日本郵便)が始めた切手趣味週間のシリーズとして発行されました。
発行部数は1,000万枚と比較的多くの枚数が発行されましたが、同じシリーズの切手の中でも比較的高額で買取されます。ちなみに額面は10円となっており、10枚つづりで1シートになっています。
絵柄のモチーフとなったのは、鎌倉時代・13世紀に制作された絵巻物である「佐竹本三十六歌仙絵巻」の下巻に収められた女流歌人「伊勢」の絵画(重要文化財・個人蔵)です。伊勢は宮中の女性で後に天皇の皇子と結婚し、同じく女流歌人となる中務(なかつかさ)を生みます。情熱的な恋歌を詠んだことで有名な女性です。
伊勢切手の買取相場
伊勢切手の買取相場は、バラ1枚で50円程度、10枚つづりのシートでは500~800円程度になりバラ10枚よりも高い買取価格がつきます。
翌年に発行された同シリーズの舞妓屏風風切手ではバラ1枚10~20円程度であることを考えると、比較的高額の買取が期待できる切手でもあります。
ただし発行されたのが1960年と比較的最近のものであることや、すでに状態の良いものが多数流通していることなどから、使用済みのものや備品でないものに関しては買取価格が相場を下回る場合もあるため注意が必要です。
伊勢切手の買取実績
伊勢切手の過去の買取実績の一例は、以下のとおりとなっています。
切手 | 価格 |
---|---|
伊勢切手 バラ1枚 | 50円 |
伊勢切手 10枚つづりシート | 500円 |
また、伊勢切手以外の切手趣味週間の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「切手趣味週間の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
伊勢切手の買取におすすめの専門店
バイセル
伊勢切手の買取におすすめの専門店はバイセルです。バイセルは他社より買取価格が安い場合は全て返却するという強気の買取姿勢を見せており、他のどの専門店よりも高い金額で買い取ってもらえます。
伊勢切手は額面が10円に対して買取価格が50円程度と、プレミア価値が付いた切手になります。そのため、切手の価値を把握できる査定士が在籍している専門店に依頼しないと、額面かそれ以下の価格で買い取られてしまう可能性もあります。
バイセルには全国各地に切手の査定専門員がいるので、伊勢切手のように専門知識を有する切手の査定についても適切な評価ができるというメリットがあります。またバイセルでは伊勢切手を1枚50円程度買い取ってくれますが、シートの場合はその価値も考慮し、単純に50円×10枚ではなくそれ以上の買取金額を期待することができます。
バイセルの査定は一切費用がかからず、切手を押し買いするようなことも一切ないため、まずは気軽に査定することから始めましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。