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第2次国宝シリーズ切手とは?

第2次国宝シリーズ切手とは、日本の国宝に指定されている文化財をデザインした切手です。国宝シリーズは第1次と第2次に分かれており、第1次は1967年~1969年に、第2次は1976年~1978年に発行されました。

 

国宝の姿がカラーで描かれており、切手コレクターの間で人気を博しています。今でこそカラーの切手は当たり前のものになっていますが、第1次国宝シリーズ切手が発売された頃はまだ単色の切手が主流だったため、当時としては珍しい切手でした。

 

現在は新品での販売はされておらず、物によっては商品価値が高くなっている切手もありますので、倉庫に切手が溜まっているという方は一度中身を確認してみるとよいでしょう。

 

第1次国宝シリーズ切手の概要や買取相場について詳しく知りたい方は、「第1次国宝シリーズ切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」を参考にしていただければと思います。

第1次国宝シリーズ切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!
2019-01-24 18:14
第1次国宝シリーズ切手とは? 第1次国宝シリーズ切手は1967年から1969年にかけて発行された日本の切手で、その名の通り日本における国宝が絵柄になっています。印刷技術が向上した時...

第2次国宝シリーズ切手の買取相場

第2次国宝シリーズ切手の買取相場は、バラ切手とシートの場合で価格に差がついています。

 

バラ切手の場合は概ね額面の8割~額面程度ですが、シートの場合は額面の倍以上になる場合もあります。シートは切手に切れ目がなく状態が良い場合が多く、コレクターからの需要も高いことから高価買取につながりやすいです。

 

また見本切手や初日カバーといった流通量に限りのあるものが存在します。見本切手は額面以上の価格が期待でき、初日カバーはものによっては3,000円を超える価値で取引されています。

第2次国宝シリーズ切手の買取相場一覧

薬師寺東塔

項目 内容
発行年度 1976年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 薬師寺東塔は、奈良時代に建立されたもので、1300年前の状態を現代にまで伝えています。高さは約34メートルあり、奈良時代にこれほどの高さの仏塔が建築されたことを考えると、当時の日本の建築技術が如何に優れていたかが分かります。買取の相場は概ね額面通りです。

執金剛神立像

項目 内容
発行年度 1976年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 執金剛神立像とは、仏法を守護する神で、金剛力士のモデルになったと言われています。その佇まいは他の者を圧倒する雰囲気を醸し出しており、同時代につくられた仏像とは一線を画しています。買取額は額面通りのケースが多いです。

唐招提寺金堂

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 唐招提寺は、奈良時代に唐から渡来した鑑真が建立した寺で、唐招提寺の金堂は奈良時代に建てられた金堂としては唯一現存しているものです。金堂の中には、盧舎那仏座像や薬師如来立像をはじめとした国宝が佇んでおります。買取価格は概ね額面通りとなっています。

平家納経

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 平家納経は、平安時代末期に台頭した平家一門が、一族の繁栄を願って厳島神社に納めた経典です。平清盛の自筆も含まれており、国宝として厳島神社に保管されています。買取価格はほぼ額面通りです。

鳥獣人物戯画

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 鳥獣人物戯画とは、11世紀~12世紀にかけて描かれた墨画の絵巻物です。動物が擬人化されて描かれているのは有名ですが、実はリアルな動物の姿も描かれていて、図鑑としての一面ももっています。現在は京都にある高山寺にて保管されています。買取価格はバラ1枚で50円ほどで、20面シートで1000円となります。

雲中供養菩薩

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 雲中供養菩薩は、1053年に製作された菩薩像です。空中で楽器を奏でる菩薩が表現されていて、菩薩がもつ柔らかいイメージをさらに強調しています。1052年に藤原頼通によって建立された平等院にて、現在保管されています。買取価格は額面通りのケースが多くなっています。

紫式部日記絵巻

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、10面シート1000円
その他備考 紫式部日記絵巻は、平安時代中期に書かれた『紫式部日記』の内容を、鎌倉時代に絵巻物として描き直した作品です。平安貴族たちの優雅な生活を垣間見ることができます。筆者については諸説ありますが、詳しくは不明となっています。現在は五島美術館、東京国立博物館、大阪・藤田美術館、個人コレクターが保管しています。買取価格の相場は額面通りとなっています。

制多伽童子像

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 制多伽童子とは、不動明王に仕える八大童子の1つです。不動明王を理解していない者に対して怒りをもって接することから、仏像は紅に染まっています。現在は高野山霊宝館にて貯蔵されています。買取価格の相場は概ね額面通りです。

寒山図

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 寒山図は、南北朝時代~室町時代に活躍した画人、可翁によって描かれた作品です。室町時代に流行した水墨画の先駆けとして知られています。国宝として認定されており、現在は東京都にある常盤山文庫に貯蔵されています。買取価格は1枚あたり50円で、シートになると1000円となります。

松本城

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 松本城は、長野県松本市にある城で、戦国時代に建造された深志城がその原型とされています。その後築城が重ねられ、安土桃山時代から江戸時代初期にかけてつくられた天守閣は国宝として認定されています。切手の買取価格は概ね額面通りの100円となっています。

松に草花図

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 松に草華図は、安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した絵師である長谷川等伯によって描かれたもので、松の木と草華が優雅に描かれています。豪華絢爛な桃山文化を代表する作品として有名です。切手の買取相場は1枚あたり50円、20面シートで1000円となっています。

清水寺本堂

項目 内容
発行年度 1977年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 清水寺は、平安時代、桓武天皇に征夷大将軍として任命された坂上田村麻呂によって建立された寺院です。清水寺の本堂は江戸時代の初期に建造され、国宝となっています。本堂は「清水の舞台」としても有名で、本堂から一望する風景は絶景です。切手の買取相場は1枚あたり100円で、10面シートで1000円となっています。

澪標図

項目 内容
発行年度 1978年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 澪標図は、江戸時代初期の画家、俵屋宗達によって描かれた作品です。正式名称は「源氏物語関屋澪標図屏風」といい、源氏物語の第十四帖「澪標」と第十六帖「関屋」を題材としています。色使いが鮮やかで、俵屋宗達の代表作として知られています。切手の買取価格の相場は、概ね額面通りです。シートで1000円の買取額となります。

舟橋蒔絵硯箱

項目 内容
発行年度 1978年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 舟橋蒔絵硯箱は、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した本阿弥光悦の作品です。硯箱でありながら、箱の外面には金粉が満面なくまかれており、豪華絢爛な様相となっています。角を丸くするなど本阿弥光悦の斬新なデザインが施されています。切手の買取価格はバラ1枚で100円、10面シートで1000円となっています。

納涼図

項目 内容
発行年度 1978年
額面の種類 50円
買取価格の目安 バラ1枚40~50円、20面シート1000円
その他備考 納涼図は、江戸時代前期の絵師、久隅守景筆によって描かれた作品です。墨で描かれた淡い雰囲気が、涼しげな江戸時代の一場面を表現しています。現在は東京国立博物館にて貯蔵されています。切手の買取価格は1枚50円程となっています。

東照宮陽明門

項目 内容
発行年度 1978年
額面の種類 100円
買取価格の目安 バラ1枚80~100円、10面シート1000円
その他備考 日光東照宮は、1617年に建造された神社で、江戸幕府を開いた徳川家康を祀っています。東照宮の中にある陽明門は「一日中見ても飽きない」と言われる程、細かい彫刻が施されており、当時の徳川家康の権威の高さが象徴されています。切手の買取価格は概ね額面通りで、バラ1枚100円、10面シートで1000円となっております。

第2次国宝シリーズ切手の買取実績

それでは、実際に第2次国宝シリーズはいくらで買取されているのでしょうか。ここでは、買取価格が額面通りではなかった実績の一例をご紹介していきます。

 

切手 価格
紫式部日記絵巻 50円 10面シート 1,000円
松本城 初日カバー 珠玉肉筆限定版 3,000円

 

また、第2次国宝シリーズ切手以外の特殊切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「特殊切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。

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第2次国宝シリーズ切手の買取におすすめの専門店

バイセル

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バイセルは大手切手買取専門店の1つであり、その査定力の高さに定評があります。

 

一般的に第2次国宝シリーズ切手の買取額は額面通りの買取になることが多いですが、中には初日カバーや見本切手など、額面以上の価値を持った切手も存在しています。切手の知識に疎い査定士や経験の浅い査定士は、それらの価値を見逃してしまうことも多いでしょう。

 

しかしバイセルに在籍している査定士は、日々研修で知識やマナーなどの習得をしているので、それらの価値を見逃すことなくしっかりと高額査定をしてくれます。

 

バイセルの切手の査定は無料でできるので、買い取ってもらいたい切手がある方はまずはバイセルの無料査定を利用するとよいでしょう。

 

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バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。

 

また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。

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