
田沢切手とは?
田沢切手とは、大正から昭和初期に発行された普通切手です。現在の日本郵政である「逓信省」の技官であった田沢昌言氏の手掛けた西洋風のデザインを用いたことからその名がつきました。
田沢切手は一種類の切手を指すものではなく、様々な種類の切手が田沢切手と呼ばれており、バリエーションが豊富という特徴があります。額面だけでも5厘、1銭、1.5銭、3銭、5銭、7銭、13銭、25銭、30銭、50銭、1円と11種類のものがあります。
また額面だけではなく絵柄などのデザインや印刷の手法、使用した用紙になどによっても種類が分かれており、大きく分類すると6つにまとめられますが、厳密な分類を行うとそれ以上の種類に分けられます。
例えば、田沢切手は1913年から1937年という長い期間にわたって発行されているため大正白紙切手や昭和白紙切手など時代別に分類したり、切手の印刷方法別に分類したりするなど、コレクターの興味を引く切手としても認知されています。
田沢切手の買取相場
田沢切手の買取相場ですが、数えきれないほどの種類があるため、その種類によって価値が様々です。
先述のとおり、絵柄、額面、発行時期、印刷法、使用した紙など非常に多岐にわたる分類方法で仕分けられるのです。そのような背景もあり、田沢切手は1枚200円というものもあれば3万円程度のものもあり、買取金額は様々です。
その中でも高額な額面のものは発行枚数も少なく流通量も少ないため、非常に希少価値が上がる傾向があります。当時は1円も高級なものとして扱われていたので、大正期に発行された「大正白紙切手1円」は特に希少価値が高く高額買取される傾向にあります。この他にも昭和白紙の50銭や1円なども1万円以上の高額買取の対象となります。
その他のプレミア切手の買取相場について詳しく知りたい方は「プレミア切手とは?買取価格の相場を一覧で紹介!」も参考にしてください。

田沢切手の買取実績
田沢切手の買い取り実績の一例を以下に示します。
切手 | 価格 |
---|---|
田沢切手 大正白紙切手 2銭 | 2,000円 |
田沢切手 大正白紙切手 3銭 | 3,000円 |
田沢切手 大正白紙切手 10銭 | 13,000円 |
田沢切手 大正白紙切手 20銭 | 21,000円 |
田沢切手 大正白紙切手 25銭 | 12,000円 |
田沢切手 大正白紙切手 1円 | 64,000円 |
田沢切手 旧大正毛紙切手 1銭 | 300円 |
田沢切手 旧大正毛紙切手 1円 | 8,000円 |
また、田沢切手以外の普通切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「普通切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。

田沢切手の買取におすすめの専門店
バイセル
田沢切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
田沢切手は種類によって数百円から3万円程度で買取価格に幅があるため、切手の知識がない査定士に査定してもらった場合、不当に安い買取価格になってしまう可能性があります。
バイセルには、切手に詳しい熟練の査定士が数多く在籍しており、田沢切手を適切な値段で買取してもらうことができますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。