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日本国憲法施行記念切手とは?
日本国憲法施工記念切手とは、1947年に日本国憲法の施工に合わせて制作された記念切手の1種です。切手の種類は50銭と1円の2種類であり、50銭の切手には赤色印刷で母子の姿と国会議事堂が、1円の切手には青色印刷で花束がそれぞれ描かれています。
日本国憲法施工記念切手の図柄は、一般公募により決められました。当初最も人気を集めたのは平和の象徴である鳩と国会議事堂が描かれたものでしたが、そのデザインはハガキに採用されました。
そして次に票を集めた母子と国会議事堂のデザインが50銭切手に採用されました。これは、当時始まったばかりの女性の社会進出を象徴するものでした。
日本国憲法施行記念切手の買取相場
日本国憲法施工記念切手は大量に発行された記念切手のため、それほど希少価値は高くありません。しかし記念切手としてコレクターズアイテムになっているため、額面の50倍程度の買取価格は期待することができます。
また小型シートの印刷エラーでデザインのズレが生じているものや、見本切手が貼られた小型シートには希少価値が高く、1シートあたり数万円で取引された実績もあります。
日本国憲法施行記念切手の買取相場一覧
50銭(五拾銭)
項目 | 内容 |
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発行年度 | 1947年5月3日 |
発行枚数 | 1,080万枚 |
買取価格の目安 | バラで20円〜50円、FDCで1,200~1,500円 |
その他備考 | 日本国憲法施工記念切手の50銭は発行枚数が1,080万枚と多いため、1枚あたりの買取価格はそれほど高くありません。ただしFDC(切手の発行日当日の消印が押された切手のこと)の場合、買取価格は1,500円程度になることもあります。 |
1円(壹圓)
項目 | 内容 |
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発行年度 | 1947年5月3日 |
発行枚数 | 1,040万枚 |
買取価格の目安 | バラで30円〜100円、FDCで1,200~1,500円 |
その他備考 | 1円切手の場合も発行枚数が1,040万枚と多いため希少価値はあまりなく、買取価格は30円〜50円程度です。ただしこちらもFDCの場合高値での買取が期待できます。 |
小型シート(50銭+1円)
項目 | 内容 |
---|---|
発行年度 | 1947年5月3日 |
発行枚数 | 60万枚3300枚 |
買取価格の目安 | バラで500円〜1000円、FDCで6,000~7,000円 |
その他備考 | 小型シートは50銭・1円の切手を1枚ずつ貼り付け、日本国憲法の全文を記したものです。買取価格は切手単体の場合と比較すると高値が期待できます。さらに印刷ズレがあるものや見本切手の貼られたものは数万円の買取価格がつく可能性もあります。 |
日本国憲法施行記念切手の買取実績
日本国憲法施行記念切手の過去の買取実績の一例は、下記のとおりです。
切手 | 価格 |
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50銭切手 | 30円 |
1円切手 | 50円 |
小型シート | 1,000円 |
小型シート(印刷ズレ) | 20,000円 |
小型シート(見本切手) | 83,000円 |
また、日本国憲法施行記念切手以外の記念切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は「記念切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
日本国憲法施行記念切手の買取におすすめの専門店
バイセル
日本国憲法施工記念切手の買取におすすめの専門店がバイセルです。
切手の買取はリサイクルショップや質屋などでも実施しています。しかしそれらのお店では、日本国憲法施工記念切手のように額面が「50銭」「1円」と少額なものは価値がないものとしてみなされてしまうケースが多くあります。
しかしバイセルでは、日本国憲法施工記念切手のように額面が小さい切手であっても、その記念切手としての価値をきちんと評価してくれるので、額面の数十倍~数百倍の価値を提示してくれることがあります。
自分では価値がわからない切手や大量に保管された切手の買取には、安心して依頼できるバイセルがおすすめです。査定は無料でできるので、気軽に問い合わせてみましょう。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。