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グリーティング切手とは?
グリーティング切手は1995年から発行が開始された、暑中見舞いや寒中見舞いなどの挨拶状を出すときに用いられる郵便切手です。グリーティングは、気軽なものや改まったものを含めた挨拶全般のことを指す言葉です。
従来の四角い形状に囚われず五角形や円形などのユニークな切手や、人物や芸術作品などの堅苦しいモチーフ以外にもアニメのキャラクターなどを積極採用している切手、シールによる貼付形式をとっている切手など、郵便と関わりの薄い若年層にもグリーティング(挨拶、転じて入門)となるような切手として存在しています。
その結果、従来の切手収集の趣味の方のみならずそのキャラクターや絵柄デザインのファンたちも巻き込み、近年盛り上がりを見せています。今後も将来的に価値が上昇していく可能性を秘めた切手ジャンルでもあります。
グリーティング切手の買取相場
有名なアニメキャラやユニークな形状から、近年発行された切手としては異例の高額買取が期待できるものも多くあります。
例えば1997年の「ドラえもん」は、額面価格が400円となっているのに対し、800円程度が切手の買取の相場となっています。90年代以降の切手は額面以下の買取相場に甘んじることが多いのですが、異例の高価買取となるものも少なくないジャンルです。
グリーティング切手の買取相場一覧
キャラクター(ドラえもん、ハローキティ)
項目 | 内容 |
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発行年度 | 1997年(ドラえもん)、2015年(ハローキティ) |
額面の種類 | 80円(ドラえもん)、62円・82円(ハローキティ) |
その他備考 | ドラえもんとハローキティは日本国内のみならず海外にも知名度が高い人気キャラクターです。
そうした理由もあって常に根強いファンの支持があり、切手ファンのみならずキャラクターファンも巻き込んだため需要があります。
そういった意味で購入価格は上昇しており、それに合わせていずれも高額買取が期待できる切手でもあります。ドラえもんはシートで800円前後、ハローキティはシートで700円前後といずれも高い買取金額が期待できます。 |
また、ドラえもの切手の買取相場についてさらに詳しく知りたい方は、「ドラえもん切手の買取価格相場と高く売るためにおすすめの専門店を徹底解説!」を参考にしてください。
干支文字
項目 | 内容 |
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発行年度 | 2004年 |
額面の種類 | 80円 |
その他備考 | 酉、戌、亥(いのしし)など干支文字を使用した切手です。いずれも伊藤若冲、円山応挙、森 一鳳(もり いっぽう、幕末の絵師)といった各年代の有名な絵師が手掛けた干支の絵に添えられた字を抜き出して採用しています。
さらに数量を限定して発行したことから希少価値が高く、2000年代の切手でありながら未使用で保存状態がよいものは、額面価格の2倍以上の値段が切手の相場となっております。
印刷をわざわざ欧州の切手を得意とする印刷会社(仏・Cartor社)に依頼するなど切手の品質自体も非常に高いものとなっています。 |
季節
項目 | 内容 |
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発行年度 | 2012年 |
額面の種類 | 80円、82円 |
その他備考 | 日本には四季がありますが、それらの四季をモチーフにした切手がグリーティング切手の季節です。
従来から四季をモチーフにした切手はありましたが、このグリーティング切手はユニークな形状を採用したり、日本郵政の企業キャラクター「ぽすくま」が切手のデザインに入っているなど若年層にも楽しめるデザインとなっています。
毎年季節ごとに異なったデザインとなることから希少性もあり、額面の2倍程度(バラ150円程度など)の買取価格が期待できるものもあります。ユニークな形状や趣向を凝らした切手が多いことから買取価格も上昇傾向です。 |
ムーミン
項目 | 内容 |
---|---|
発行年度 | 2018年 |
額面の種類 | 62円、82年 |
その他備考 | 本場フィンランドはもちろん世界的な人気を誇るムーミンが切手になったものです。
フィンランドの女流作家トーベ・ヤンソンのムーミンと日本郵便所属の女性デザイナーで、ぽすくまの生みの親でもある中丸ひとみが切手のデザインを手がけた女性コンビによる切手となっています。
モチーフもムーミンと仲間たちが誰かのために何かをする様子となっており、女性らしく優しさにあふれた切手です。
発行されたばかりにもかかわらずすでに完売しており早くも買取価格が上昇する気配がありますが、現在はまだ発売したばかりのため買取価格は額面程度になります。 |
スヌーピー
項目 | 内容 |
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発行年度 | 2017年 |
額面の種類 | 82円 |
その他備考 | アメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツが世界的な人気のマンガである「ピーナッツ」のキャラクタースヌーピーをモチーフにした切手です。
「スヌーピーとおくりもの」と「スヌーピーとおたより」の二種類があり、近年発行であるにも関わらず既にプレミアがついているのが特徴です。
いずれも平均買取価格が4,000円を超えており、今後さらに価格が上昇する可能性があります。 |
また、グリーティング切手以外の買取相場について詳しく知りたい方は、「切手買取相場の一覧まとめ!切手はいくらで売れる?」を参考にしてください。
グリーティング切手の買取におすすめの専門店
バイセル
グリーティング切手の買取におすすめの買取専門店がバイセルです。
グリーティング切手は描かれているキャラクターや切手の形状、シールになっているかどうかによってコレクターからの評価が分かれてくるシリーズです。そのため、コレクターがどの種類のものを欲しがっており価値が高くなっているかを把握している買取店でないと、不当に低い買取価格で買い取られてしまうことがあります。
一方、バイセルの査定士は日頃から切手の知識を学ぶ研修を行っており、グリーティング切手の知識も持っているので、1枚1枚の切手の価値を正しく評価することができます。また他店舗よりも買取価格が低かった場合には全品返却もしてくれるので、まずはバイセルから安心してお任せしてみるとよいでしょう。
バイセルの査定は無料なので、気軽に利用してみることをおすすめします。
バイセルの評判や口コミについてさらに詳しく知りたい方は、「【バイセルの切手買取】口コミ評判・買取相場を実際の体験談をもとに徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、バイセル以外におすすめの切手買取専門店について知りたい方は、「切手買取専門店おすすめランキング!口コミ評判を比較し、どこが良いのかを徹底解説!」を参考にしていただければと思います。